最近は副業する方が増えてますが、残業ってどうなってるか知ってますか??
これ実は本業と副業を通算して計算する、という原則があるんです。
どういう事かというと、本業で8時間普通に働いたあと、副業でも3時間働いた、とします。この場合、通常なら副業の方で3時間の時給をもらうだけですが、
本当はその3時間は残業扱いで25%割り増しで計算すべきなんです!
これ最近、裁判があったみたいです。結論から言うと、
「副業の会社は本業を知らなければ、割り増し賃金払わなくていいよ」
との判決でした(まだ地裁の段階で決定ではないことに注意!)
あれ?矛盾してるじゃん!
実務から言うと、副業の会社が割り増し賃金払ってません。
なのでいたって当たり前の判決なんですが、じゃあ、何が問題なの?
というと、
厚労省の見解が「本業と副業の時間を通算して払え」なんですね。
さて、この判決から厚労省はどんなアクションを起こすのか。
裁判所に見解を否定されたわけですから、意地になって新たな通達を出すかもですね、
「採用の時は、本業(副業)をしているか確認しろ」みたいな。
でも、これ意味ないですよね。流行りのタイミーみたいに瞬間的なバイトだといちいち確認しないし出来ないでしょうから。
さて、みなさんはどう思いますか?
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